モノトーンインテリアはダサいのか?メリット・デメリットとコーディネート術を事例と併せて解説

モノトーンインテリアはダサいのか

都会的でスタイリッシュな印象が強いモノトーンインテリアですが、インターネットなどでは「ダサい」などネガティブな口コミを見かけます。

モノトーンインテリアがおしゃれに仕上がらない原因は、特徴やコーディネートのポイントを押さえていない点が原因です。

そこで今回は「モノトーンインテリア」について、“ダサい”といわれる理由とメリット・デメリット、コーディネートのポイント、内装材選定における注意点について、1947年創業の恩加島木材が詳しく解説します。

モノトーンインテリアに関する「よくあるQ&A」や、美しい木目のおすすめ内装建材も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

このコラムのポイント
●モノトーンインテリアには視覚的なメリットに加えて、デメリットや注意点を知っておくことが重要です。

●建物の用途や規模によっては、内装材の不燃性や耐久性、メンテナンスにもこだわりましょう。

●天井・壁・床と家具、内装ドアをトータルコーディネートしたい方には、厚さやサイズを選べる突板化粧板がおすすめです。

●恩加島木材は、高品質・レパートリー豊富でさらに環境にも配慮した「突板化粧板」を製造販売しております。


Contents

モノトーンインテリアとは|“ダサい”と言われる理由

モノトーンインテリアとは|“ダサい”と言われる理由

モノトーンインテリアとは、無彩色を基調としたインテリアデザインの手法です。

無彩色とは色彩学における用語で、簡単にいうと「色味が全くない=彩度※がゼロ」色を指し、明度※の差だけで白と黒、その間の無限にあるグレーを表現します。

※彩度(さいど):色の鮮やかさや純度を表す指標で、高いほどビビッドな色になり、低いほどくすんだ色になる(無彩色の対義語は「有彩色」)
※明度(めいど):色の明るさを表す指標で、高いほど明るい色になり、低いほど暗い色になる

色の明度と彩度

SNSやブログなどを見ると、モノトーンインテリアが「ダサい」と言われる主な理由が見えてきます。

  • 個性がない
  • 無機質な印象で居心地が悪い
  • カラーバランスを取るのが難しく、間違えると“のっぺり”とした印象になる

これらの理由をクリアすることによって、おしゃれでスタイリッシュなモノトーンインテリアが仕上がります。

実際に、住宅だけではなく非住宅(商業施設・オフィス・ホテルなど)で、モノトーンインテリアを採用する事例は珍しくありません。

モノトーンインテリアのメリットと視覚的効果

モノトーンインテリアのメリットと視覚的効果

モノトーンインテリアには主に視覚的なメリットがあります。

クールモダンな印象で清潔感がある

ブラック・ホワイト・グレーでまとめるモノトーンインテリアは、空間が洗練されたクールモダンな印象に仕上がります。

なぜなら、無彩色は色彩学上、「沈静色」とも呼ばれており、心理的に心の安定や落ち着きを感じさせる色であるためです。

また、人間は視覚的情報が少ないと、「片付いている」「すっきりしている」「清潔感がある」というイメージを持つ点もポイントです。

ただし、生活用品や小物を出しっぱなしにしているとモノトーンの洗練された印象が薄れ、黒に近い部分はホコリが目立ちやすい炒め、インテリアをおしゃれな状態に維持するためには、こまめな片付けと清掃が欠かせません。

色の明暗によって奥行きを強調できる

明暗をはっきりつけやすいモノトーンインテリアでは、部屋の奥に「ブラック・ダークグレー」、手前に「ホワイト・ライトグレー」を配置すると、奥行きが強調されて部屋が広く見えます。

このデザイン手法は「色彩遠近法※」と呼ばれており、インテリアデザインだけではなく絵画にも応用されています。

※色彩遠近法:手前に迫り出してくるように見える「明るい色・暖色」を配置し、奥に引き込むように見える「暗い色・寒色」を置くことによって、色の対比に「より近いものはより近く・遠いものはより遠く」見せる空間表現方法

色々なデザインテイストと合わせやすい

モノトーンの欠点として「個性を表現できない」点が挙げられますが、逆に言えば色々なデザインと組み合わせやすいということになります。

モノトーンカラーと相性が良いインテリアデザインは以下の通りです。

  • シンプル
  • ミニマル※
  • クール
  • モダン
  • エレガント
  • インダストリアル※
  • ヴィンテージ

コーディネートの幅が広く、家具や差し色(アクセントカラー)、カーテン・ラグ、インテリア小物を入れ替えると、雰囲気を大きく変えられる点も人気のポイントです。

※ミニマル(デザイン):装飾的な要素を取り除いた究極系のシンプルデザインで、「機能美」がコンセプト。世界中でトレンドのスタイル
※インダストリアル(デザイン):工業製品の外観を活かしたジャンルで、無機質な“男前”インテリアとして近年人気のスタイル

色の配分・差し色(アクセントカラー)で個性を表現できる

モノトーンインテリアと言っても、ブラック・ホワイトの配分(面積比)やアクセントの差し色によって、空間の印象は大きく変わる点もポイントです。

例えば、ブラックやダークグレーが多いと「落ち着き」「シック」「モダン」の印象が強くなり、逆にホワイトやライトグレーが多いと「明るい」「爽やか」「軽やか」な雰囲気に仕上がります。

また、暖色と寒色のどちらを差し色にするかも、インテリアに大きく影響します。

暖色(だんしょく)ブラウン・赤・オレンジ・イエローなど
寒色(かんしょく)ブルー・ブルーグリーン・紫など


有彩色が映える

無彩色でまとめたモノトーンインテリアの中に有彩色を置くと、人の視線を強くひきつけます。

店舗やギャラリーなどに採用すると、商品や展示物が映えて見えることから、モノトーンインテリアの採用事例は少なくありません。

後から家具を交換・追加しやすい

内装や大物家具をモノトーンでまとめると、後から家具を交換・追加する際にも、選定に困りません。

そのため、他のカラーコーディネートと比べると、模様替えやリフォームがしやすく、不特定多数が利用する公共的な施設でも、故障・劣化したインテリア家具を入れ替えやすいとされています。


モノトーンインテリアのデメリット・注意点

モノトーンインテリアのデメリット・注意点

モノトーンインテリアにはデザイン面においていくつもメリットがある一方で、設計プランに採用する前に知っておくべきデメリットもあるので注意が必要です。

暗い色が多いと圧迫感が出る

ブラックやダークグレーの配分(面積比)が大きいほど、重厚感・高級感が強調される一方で、圧迫感・閉塞感が気になります。

特に住宅やホテル、テナントなどでは、明度が低い無彩色を多く採用すると、狭く感じやすいので注意しましょう。

また、黒に近い色ほど光を多く吸収してほとんど反射しないため、ホワイトを基調とした部屋と同じ照明器具の数や明るさでは、視覚的にも暗く感じる可能性があります。

そのため、モノトーンインテリアで暗い色を取り入れたい場合は、以下の方法を設計プランに取り入れましょう。

  • 暗い色の配分を抑える(メインカラーではなく、サブカラーとして視界の中で占める面積割合を20%以内にする)
  • 窓などの開口部を大きくする
  • 天井を高くする
  • 背が高い家具・大きな家具をできるだけ置かない
色の種類視覚内で占める面積割合
ベースカラー75%
サブ(アソート)カラー20%
アクセントカラー(差し色)5%


無機質な印象になりがち

生活感のないすっきりとしたインテリアは、住宅・非住宅問わず人気ですが、モノトーンに徹しすぎる(やりすぎる)と無機質な印象になりがちです。

そのため、内装において温かみや安心感が重要となる医療施設や福祉施設、学校、幼稚園、保育園などとはあまり相性は良くありません。

モノトーンインテリアの無機質な印象を和らげたい場合は、以下の手法を設計プランに取り入れてみましょう。

  • 差し色に暖色を取り入れる
  • 床や天井に木目のナチュラルカラーを取り入れる
  • 木目調のブラック・ホワイト・グレーを取り入れる
  • 観葉植物を配置する


暗い色と明るい色で目立つ汚れが違う

ブラックやダークグレーなどの暗い色と、ホワイトやライトグレーなどの明るい色では、目立つ汚れの種類が違います。

色の種類目立つ汚れなど
暗い色ホコリ・内装材や家具のひっかきキズ・指紋(手の油分)
明るい色表面の汚れ・黒ずみ・ヒールマーク※・髪の毛

※ヒールマーク:靴底などについているゴム製品が擦れたりぶつかったりすると付く擦り傷

そのため、人が長く過ごす住宅はもちろん、清掃が細部まで行き届きにくい公共性の高い建物や土足で出入りする場所には、表面の耐摩耗性が高く掃除しやすい内装材を選ぶことが重要です。

家具・カーテン・ラグの色だけを統一してもうまくまとまらない

モノトーンインテリアにする場合に、大きな家具やカーテン、ラグなど、視界における面積比率が大きいアイテムだけを無彩色でまとめているケースを見かけます。

賃貸住宅ではこの方法を取らざるを得ませんが、さらにモノトーンにこだわってデザイン性を高めたい場合は、天井・床・壁や、内装ドア、造作家具の仕上げにもこだわりましょう。

ポイント
恩加島木材の「突板化粧板」は、天井・壁の仕上げ材だけではなく、内装ドア・造作家具の材料にもご採用いただけます。

弊社製品は豊富な樹種・カラーのレパートリーとサイズ展開により、幅広い設計デザインの実現を可能としますので、内装材の選定でお悩みの方は、弊社までお気軽にご相談ください。



モノトーンインテリアのコーディネート術

モノトーンインテリアのコーディネート術

モノトーンインテリアのデザインを検討する際には、以下のポイントを押さえましょう。

  • 作り上げたい雰囲気・印象に合わせて、「暗い色」と「明るい色」の配分を決める
  • 「ベースカラー」「サブ(アソート)カラー」「アクセントカラー(差し色)」を決めてから、内装材・家具・インテリア小物を選定する
  • ナチュラルな印象にしたい場合は、木目を取り入れる(”やりすぎ”な印象にならず、マイルドに仕上がる)
  • おしゃれで生活感のない仕上がりにしたい場合は、造作家具を取り入れ、壁・天井・床や内装ドアと仕上げを合わせる


▶︎おすすめコラム:〈インテリアに使われる木材の種類〉特徴の違いや人気樹種をプロが解説

▶︎おすすめコラム:“無垢材インテリア”のデメリットは?解決策やおすすめ商品を紹介

ポイント
恩加島木材の「突板化粧板」は、表面の擦り傷を防止できる「UV塗装」や、衛生面に特化した「抗菌塗装」のオプションもお選びいただけます。

それぞれ、豊富な樹種・カラーのレパートリーと組み合わせられますので、「現物サンプルを見たい」という方は、お気軽にお問合せください。



モノトーンインテリアの内装材選びポイント

グレーインテリアに関する“よくある質問”|風水・差し色・空間用途

モノトーンインテリアを構成する内装材は、フローリングや壁紙、塗装、化粧板などいくつかありますが、それらを選定する際には注意すべき点があります。

公共建築物は「内装制限」に注意

不特定多数が利用し、火災時に周囲へ影響が大きいとされる特殊建築物※や、定められた床面積・階数以上の大規模建築物は、建築基準法・消防法で定められる「内装制限」の対象です。

※特殊建築物:建築基準法第2条の2で定められる学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、市場、ダンスホール、遊技場、公衆浴場、旅館、共同住宅、寄宿舎、下宿、工場、倉庫、自動車車庫、危険物の貯蔵場、と畜場、火葬場、汚物処理場その他これらに類する用途に供する建築物

内装制限とは、火災時に建物利用者が安全に屋外へ避難できるようにするための決まりで、居室・通路(廊下や階段など)の天井・壁に防火材料の使用が義務付けられています。

※防火材料:火災時に一定時間「燃焼しない・防火上有害な損傷を生じない・避難上有害な煙やガスを発生しない」性能基準を満たす建築材料で、性能を維持できる時間に応じて、不燃材料・準不燃材料・難燃材料に分類される

そのため、内装制限の対象となる部分には、不燃・準不燃・難燃材料として国土交通大臣から認定を受けている仕上げ材を採用しなくてはいけません。

▶︎おすすめコラム:建築基準法で定められた“内装制限”とは? 概略や緩和から「木」を取り入れる方法まで詳しく解説

▶︎おすすめコラム:内装制限の範囲はどこまで?対象となる部分・ならない部分を徹底解説

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統一感を重視するなら「化粧板仕上げ」がおすすめ

化粧板は、壁や天井の仕上げ材から、造作家具・内装ドアの面材、カウンターなど、幅広い場所に施工できます。

素材を化粧板で統一し、カラーや木目を変えてコーディネートするデザインがおすすめです。

無垢材も、壁・天井の仕上げ材や、造作家具・内装・カウンターに加工できますが、強度や品質を確保するためには材料を厚くする必要があり、重量負荷が大きくなったり、細かい納まりが難しくなったりする場合がありますのでご注意ください。

恩加島木材の突板化粧板は、同じ表面材の突板シート※もお選びいただけますので、曲面・R面の表現も可能です。

※突板シート:天然木を0.2〜0.3mm程度にスライスした突板を強化紙や和紙に貼り合わせたシート材

▶︎おすすめコラム:突板とは|用途とメリット・デメリット、挽板・無垢材との違いを徹底解説

▶︎おすすめコラム:突板の貼り方で印象が変わる|化粧板の種類とおすすめ商品

長持ちさせるための耐摩耗性・メンテナンス性

内装を長期間きれいな状態に保ちたい場合は、仕上げ材に耐摩耗性やメンテナンス性が高い材料を選びましょう。

壁や天井に採用されるビニールクロスの中には、耐キズコーティングを施した製品もありますが、デザインが限られて継ぎ目が目立つ点にはご注意ください。

壁や天井、造作建具、内装ドアを化粧板仕上げにする場合は、塗膜が厚く均一な「UV塗装」のものがおすすめです。

UV塗装とは、紫外線で硬化する特殊塗料を用いるため、短時間で分厚い塗膜を形成でき、表面保護効果が高いことから、住宅のみならず非住宅分野でも多く採用されています。

▶︎おすすめコラム:ウレタン塗装・UV塗装・ラッカー塗装・オイル塗装… 各種木材塗装の違いは?抗ウイルス塗装についても解説

ポイント
恩加島木材の突板化粧板は、同じ表面材を使用した以下の製品とトータルコーディネートが可能です。

・突板シート
・フローリング
・パネリング
・有孔パネル
・リブパネル
・ルーバー

詳しくは、恩加島木材の製品案内ページをご覧ください。



モノトーンインテリアに関する「よくあるQ&A」

モノトーンインテリアに関する「よくある質問」

ここでは、モノトーンインテリアについて多くの方からいただく質問を紹介します。

Q.「モノトーンインテリアは北欧デザインとも合わせられる?」

A.「人気の高い北欧インテリアは、シンプルさ・ナチュラルカラーが魅力で、モノトーンインテリアとの相性が良いスタイルです。ただし、うまくまとめるためにはいくつかの注意点があります。」

北欧インテリアの雰囲気を強調したい場合は、モノトーンインテリアに以下の要素を取り入れましょう。

  • 機能性が高い家具
  • 温かみとナチュラルな雰囲気の両方を感じられる明るい色の木目
  • アクセントになる装飾的な照明器具
  • 自然を感じられる観葉植物
  • 差し色代わりになる大胆な柄・カラーのファブリックアイテム

ファブリックアイテムとは、カーテン・ラグ・クッションカバー・ソファカバー・ベッドカバーなどの布製品全般を指しますが、アクセントとして採用する場合はクッションカバーなどの小物を取り入れるか、北欧ブランドの布地をフレームに入れて壁に飾る方法がおすすめです。

Q.「モノトーンインテリアは風水的に良い?悪い?」

A.「モノトーンカラーは、風水的に『陰の気』が強いですが、暖色系のアクセントカラーや環境植物を取り入れることにより、運気が変わるとされています。」

ただし、風水は考え方によって色々な解釈がありますので、詳しく知りたい方は専門家に相談してみましょう。

Q.「モノトーンインテリアの心理的な効果は?」

A.「ブラック・グレーには、心理面においてポジティブな効果とメガティブな効果があるとされています。」

ポジティブ効果・心の落ち着き(平穏・気持ちの安定)
・ストレスの緩和
・集中力アップ
ネガティブ効果・単調で退屈
・やる気を削ぐ
・暗い気持ち
・不安や迷い
・決断力の低下

ただし、ホワイトやライトグレーなどの明るい色を多く取り入れることで、心理的な効果は全く変わります。

そのため、モノトーンインテリアは以下のような空間に多く採用されています。

  • 住宅(リビング・書斎・寝室など)
  • ホテル(ロビー・客室)
  • 店舗
  • 図書館
  • オフィス

Q.「モノトーンインテリアに合うアクセントカラー(差し色)は?」

A.「無彩色は協調性が高くどのような色にも馴染みますが、それぞれのカラーが持つ特徴を知っておくことが重要です。」

アクセントカラー特徴
ベージュ
ライトブラウン
普遍的で万人受けしやすい
ピンク系クラシカル・アンティーク・ゴシックデザインとの相性が良い
ブルー系爽やかですっきり清潔感のある印象に
グリーン系都会感漂う大人モダンな印象に
イエロー系北欧テイストのデザインにおすすめ
レッドコントラストが明確で、モノトーンの中で際立つ

ちなみに、モノトーンと合わない色とされているのは、無彩色との差が小さい「ライトベージュ・オフホワイト」や「黒に近いダークブラウン」です。

これらの色をモノトーンインテリアに取り入れると、無彩色の統一感が損なわれ、デザインコンセプトがうまく伝わりません。


多様な樹種・カラーを選べる「恩加島木材の突板化粧板シリーズ」

恩加島木材の“突板化粧板”

突板化粧板とは、天然木を0.2〜0.3mmの薄いシート状にスライスした「突板」を表面材とし、それを基材(きざい)である合板などに接着した仕上げ用パネル材です。

表面材と基材

無垢材よりも天然木の部分が少ないため、反りなどの変形リスクを大幅に抑えられます。

※突板化粧板も無垢材ほどではありませんが反る場合がございますのでご注意ください。

また、材料を薄くできる点や基材の種類によって防火材料として認定を受けられる点も内装材として大きなメリットです。

※防火材料:建築基準法において加熱されても一定時間「燃焼しない・避難上有害な煙やガスを発生しない」ことが認定された建築材料を指し、防火性能によって不燃・準不燃・難燃材料に分けられる。

恩加島木材では、モノトーンインテリアにおすすめの突板化粧板シリーズを2つからお選びいただけます。

KDパネル

KDパネルは、台湾・KEDING社製の天然木化粧合板で、日本国内で製造される突板化粧板よりも厚い単板を採用し、木目の立体感を表現できて特殊UV塗装によって耐久性と抗菌性能をプラスした今までに無い化粧合板です。

  • 標準0.5mmの厚い突板(通常は0.2〜0.3mm厚さの突板が一般的)
  • 25種類もの豊富や木目とカラーラインナップ
  • 4H鉛筆硬度と耐摩耗性の高く抗菌機能のある特殊UV塗装が標準仕様
  • 最短2日の納期

天然木本来の質感と、メラミン化粧板のような強度・施工性を兼ね備えている日本初上陸のプロダクトです。


PANESSE(パネッセ)

PANESSE(パネッセ)は、同じ突板を用いて、以下の性能・形状が異なるラインナップを取り揃えています。

  • 天然木練付不燃化粧板(不燃ボード)
  • 天然木練付不燃複合板
  • 天然木練付難燃化粧板(難燃ボード)
  • 天然木練付化粧板・化粧MDF
  • 天然木練付不燃突板シート
  • 天然木練付有孔化粧板(有孔パネル)
  • 天然木練付テクスチャーボード(ウェーブ・オビノコ・うづくり・なぐり・テキスタイル)

天然木のナチュラルな質感と見た目を表現でき、無垢材よりも低価格で変形するリスクを抑えたデザイン性・施工性を兼ね備える突板化粧板シリーズです。

「非不燃・不燃」「平面・曲面」「孔あり・孔なし」で見た目を揃えられるので、空間をトータルコーディネートしたい方はぜひご採用ください。


モノトーンインテリアにおすすめの品番


▶︎おすすめコラム:突板不燃化粧板|特徴やメラミン化粧板・化粧ケイカル板との違いを解説

▶︎おすすめコラム:突板製品はこうして生まれる。森から現場までのプロセスは?生産工程や恩加島木材の強みを紹介

ポイント
恩加島木材では、標準樹種の他に産地を限定した突板のオーダーやUV塗装・日焼け防止塗装・抗菌抗ウイルス塗装のご注文も承っており、特殊塗装も全て自社工場にて行っています。

高品質な壁や天井の仕上げ材、造作建具・内装ドアの面材をお探しの方は、ぜひ弊社までご相談ください。



まとめ

モノトーンインテリアには視覚的なメリットがありますが、設計デザインに採用する際には、デメリットや注意点を知っておくことが重要です。

建物の用途や規模によっては、内装材の不燃性や耐久性、メンテナンスにもこだわりましょう。

天井・壁・床と家具、内装ドアをトータルコーディネートしたい方には、厚さやサイズを選べる突板化粧板がおすすめです。

恩加島木材は、無垢材よりも反りなどの変形を抑えた高品質&レパートリー豊富な「突板化粧板」を製造販売しております。

「思い通りのデザインを実現したい」「環境に配慮した建物にしたい」という方は、高品質でレパートリー豊富な恩加島木材の突板製品をご採用ください。