おしゃれなベージュインテリア|メリット・デメリットと海外の事例写真で見るコーディネートのコツ

おしゃれなベージュインテリア|メリット・デメリットと海外の事例写真で見るコーディネートのコツ

ベージュを基調としたインテリアデザインは、幅広い年齢層の方から親しまれており、住宅だけではなく、店舗・病院・学校・ホテル・オフィスなど、非住宅分野においても多数採用されています。

そこで今回は「ベージュインテリア」について、相性が良い・悪いデザインのスタイルとメリット・デメリット、コーディネートのポイント、内装材選びの際に気をつけるべき点を『1947年創業の恩加島木材』が解説します。

ベージュインテリアに関する「よくあるQ&A」や美しい木目のおすすめ内装材も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

このコラムのポイント
⚫︎ベージュインテリアには「安心・安定・落ち着き」などの心理的効果があり、デザイン面でのメリットが豊富です。

⚫︎ベージュインテリアを設計プランに採用する際には、デメリットと注意点、コーディネート・内装材選びのポイントを押さえることが重要です。

⚫︎天井・壁・床と家具やドアをトータルコーディネートしたい方には、厚さやサイズを選べる突板化粧板がおすすめです。

⚫︎恩加島木材は、高品質でレパートリー豊富な「突板化粧板」を製造販売しております。


Contents

ベージュが持つポジティブ&ネガティブな心理的効果

ベージュが持つポジティブ&ネガティブな印象

ベージュは、ブラウン(茶)とホワイト(白)を混ぜ合わせた色で、ポジティブな印象とネガティブな印象を与えます。

ポジティブな印象安心感・安定感
落ち着き・リラックス・穏やか
柔らかさ・優しさ
上品・洗練
ナチュラル・温もり
ネガティブな印象地味・無難・無個性・型通り
活気がない
田舎くさい

ただし、これらの印象はベージュ全てに共通するのではなく、明度やレッド(赤)・イエロー(黄)・オレンジ(橙)・グレー(灰)の混ざり具合によって変わります。

最近は、ベージュとグレーを混ぜた“グレージュ(グレイジュ)”がトレンドです。

グレージュ


ベージュインテリアと「相性が良い・悪い」デザイン

ベージュインテリアと「相性が良い」「相性が悪い」デザイン

ベージュインテリアとは、濃淡・素材が異なるベージュカラーのアイテムを組み合わせたインテリアで、ナチュラルで落ち着いた印象が魅力です。

ただし、相性が良い・悪いデザインがあります。

相性が良いデザイン

ナチュラルモダン

自然を感じられる温もりと、都会的ですっきりとした雰囲気が融合したデザインのスタイルで、木目の内装材や家具を多く取り入れる点が特徴です。

北欧デザイン

白と木目を基調とし、素材の違いや装飾的な照明などで個性を表現するスタイルで、観葉植物や大胆な柄のファブリックアイテムをアクセントとして取り入れる点が特徴です。

和モダン

シンプルモダンなデザインに、畳や障子、格子戸など“和”の要素を取り入れるスタイルで、近年は北欧デザインと合わせた“ジャパンディスタイル”が世界的に流行しています。

相性が悪いデザイン

ヴィンテージ・インダストリアルデザイン

暗く使い込まれた印象が特徴のヴィンテージスタイルやインダストリアルスタイルは、柔和で明るい印象のベージュインテリアとはあまり相性が良くありません。

ベージュよりもグレーを基調とするコーディネートがおすすめです。

クールモダン

「温もり」という印象よりも「清潔感・すっきり」という印象があるクールモダンスタイルは、ベージュの色と調和しない可能性があります。

ただし、グレージュ(グレイジュ)をベースカラーにすると、ベージュよりも都会的な印象になるのでおすすめです。

ヨーロピアンデザイン

ベージュはどちらかというと「素朴」な印象の色なので、装飾的で華美なヨーロピアンデザインとはうまく調和しません。

茶系の色を取り入れたい場合は、高級感・重厚感が出る濃いめのブラウンと合わせるコーディネートがおすすめです。

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ベージュインテリアのメリット・視覚的効果

ベージュインテリアのメリット・視覚的効果

ベージュインテリアには、主に視覚的なメリットがあります。

落ち着きがあって上品な印象になる

ベージュは安定・安心を感じさせる色で、インテリアカラーに取り入れると落ち着きのある空間に仕上がります。

また、全体を明度・トーンが異なるベージュでまとめると、洗練された上品な空間に仕上がる点も魅力です。

飽きにくく誰にでも親しまれやすい

ベージュは普遍的で飽きにくく、年齢・性別問わず違和感を持たない色です。

どなたにも親しまれることから、住宅だけではなくホテルや病院、学校、幼稚園・保育園などにも広く採用されています。

季節を選ばない

秋・冬のイメージが強いレッドブラウンやダークブラン、春・夏のイメージが強いパステルカラーとは異なり、ベージュはどの季節でもあまり印象が変わりません。

ただし、ベージュの中でも濃い色や赤みが強い色は、秋・冬のイメージが強くなるので注意が必要です。

色々な差し色と合わせやすい

ベージュは、暖色・寒色のどちらともなじむため、色々な差し色(アクセントカラー)と組み合わせられます。

暖色(だんしょく)「温かみを連想させる色」
ブラウン・赤・オレンジ・イエローなど
寒色(かんしょく)「冷たさを連想させる色」
ブルー・ブルーグリーン・紫など

例えば、グレーやブルーと合わせるとクールで都会的な印象が強調され、ブラウンやオフホワイト、イエローと合わせると、ナチュラルなデザインにまとまります。

そのため、気分によって小物やファブリックアイテムを変えるだけで、インテリアの雰囲気を一新することが可能です。

部屋が広く感じる

ベージュは、ホワイト(白)の分量が多いほど膨張色の効果を発揮し、逆にブラウン(茶)が増えると収縮色に近づきます。

膨張色「明るい色や暖色など、実際よりも大きく見える色」
ホワイト・レッド・イエロー・オレンジなど
収縮色「暗い色や寒色など、実際よりも小さく見える色」
ブラック・ダークブラウン・ブルー・パープル・カーキなど。

この特性を活かし、部屋の入り口に近い部分にライトベージュ、奥にダークベージュを配置すると、奥行きが強調されて部屋が広く感じます。

この効果を「色彩遠近法※」と呼び、明暗のメリハリをつけやすいグレーインテリアやモノトーンインテリアでも応用されています。

※色彩遠近法:手前に迫り出してくるように見える「明るい色・暖色」を配置し、奥に引き込むように見える「暗い色・寒色」を置くことによって、色の対比に「より近いものはより近く・遠いものはより遠く」見せる空間表現方法

汚れやキズが目立ちにくい

ホワイト(白)とブラウン(茶)の中間色であるベージュは、比較的汚れがキズが目立ちにくい点も魅力です。

ただし、淡い色・濃い色ではそれぞれ目立つ汚れやキズが異なりますので、空間用途に合う濃さのベージュを選びましょう。

「淡い色」で目立つ落ちた髪の毛やゴミ
表面の汚れや黒ずみ
ヒールマーク※
「濃い色」で目立つホコリ
内装材や家具のひっかきキズ
指紋(手の油分)

※ヒールマーク:靴底などについているゴム製品が擦れたりぶつかったりすると付く擦り傷

ライトベージュ・ダークベージュは汚れやキズが目立つ可能性がありますので、表面を掃除しやすいアイテムや仕上げ材を選ぶことをおすすめします。

▶︎おすすめコラム:木目アクセントウォール|住宅・店舗・オフィスのおしゃれな事例で見るデザインポイント

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ベージュインテリアのデメリット・注意点

ベージュインテリアのデメリット・注意点

ベージュインテリアには、設計デザインに採用する前に知っておいていただきたいデメリットもあるのでご注意ください。

単調で無難な仕上がりになりやすい

ベージュはどの色とも調和する色ではありますが、逆に言うと単調で個性がないとも捉えられます。

そのため、似たベージュだけで内装や家具・小物を選ぶと、ぼやけた印象になるので注意が必要です。

ベージュインテリアにメリハリをつけたい場合は、素材を変えたり明度※に変化をつけたりしましょう。

※明度(めいど):色の明るさを表す指標で、高いほど明るい色になり、低いほど暗い色になる

ベージュのトーンが多いとおしゃれに仕上がらない

異なる色相※のベージュを多用すると、まとまりのない印象になるので注意しましょう。

※色相(しきそう):「赤・黄・緑・青・紫」の配分が異なる色合い

おしゃれに仕上げるポイントは、色相は変えずに明度(明るさ・暗さ)で変化をつける方法です。

オレンジ系ベージュ
イエロー系ベージュ(サンドベージュ)
ピンク系ベージュ(ベージュローゼ)
グレージュ
モカベージュ
矢印
色相は統一し(色味は揃えて)、それぞれの色で明暗を変える


差し色が多いとまとまりが悪い

ベージュインテリアに個性をプラスするために差し色(アクセントカラー)を取り入れるテクニックもありますが、差し色が多すぎるとまとまりが悪くなるのでご注意ください。

インテリアのカラーコーディネートを検討する際に重要なポイントは、「色の配分量(面積比)」です。

色の種類視覚内で占める面積割合
ベースカラー75%
(壁・床・天井の色)
サブカラー20%
(大物家具やカーテン・ラグの色)
差し色(アクセントカラー)5%
(インテリア小物・環境植物など)

おしゃれなベージュインテリアに仕上げたい方は、差し色を視界に入る部分の5%以下に抑えるように意識しましょう。

また、複数の差し色を配置すると雑然とした印象になりがちなので注意が必要です。

家具・カーテン・ラグだけこだわってもまとまらない

ベージュインテリアは、家具(ソファなどの大きな置き家具)やカーテン、ラグの色をまとめるだけではデザインのコンセプトが上手く伝わらない可能性があります。

まとまりのあるベージュインテリアに仕上げたい場合は、賃貸物件を除いて、天井・床・壁・内装ドアの仕上げ材にもこだわりましょう。

造作家具と内装ドアの面材を揃えるプランもおすすめです。

▶︎おすすめコラム:造作建具でこだわりのデザインに。既製建具との違いやメリット・おすすめ面材まで解説

▶︎おすすめコラム:意匠性・機能性を兼ね備えた“造作家具” メリット・デメリットから設計のポイントまで詳しく解説

▶︎おすすめコラム:新築やリノベーションで“板張り”の内装が流行中。天井・壁に取り入れるメリットやおすすめ商品を紹介

ポイント
『恩加島木材』の突板化粧板シリーズは、壁・天井の仕上げ材から、内装ドア・造作家具の面材まで幅広くご採用いただけます。

サイズや厚さ、樹種、木目のレパートリーが豊富な上に、塗装オプションも充実していますので、内装材をご検討中の方は弊社までお気軽にお問い合わせください。



ベージュインテリアのコーディネートポイント

ベージュインテリアのコーディネートポイント

ベージュインテリアを検討する際には、以下のコーディネートポイントを押さえましょう。

  • 明るさが違うベージュを複数色組み合わせる(色相は統一する)
  • ベースカラー・サブカラー・アクセントカラーの配分に注意する
  • 木目を取り入れてナチュラルな印象に仕上げる
  • 造作家具・造作建具を取り入れる(壁・天井・床と仕上げを合わせる)
  • ホワイト・グレーと組み合わせる
  • 観葉植物を配置する

これらのポイントを意識するだけで、雑誌やモデルルームのようなベージュインテリアに仕上がります。

ベージュインテリアの内装材選定におけるポイント

ベージュインテリアの内装材選定におけるポイント

ベージュインテリアを検討する際の注意点は、デザインに関する点だけではありません。

内装材を選定する際にも、以下のポイントに着目しましょう。

公共性の高い空間は「内装制限」に要注意

不特定多数が出入りし、火災時に周囲へ影響が大きいとされる特殊建築物※や、基準以上の延床面積・階数である大規模建築物は、建築基準法・消防法で定められる「内装制限」の対象になる可能性があります。

※特殊建築物:建築基準法第2条の2で定められる学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、市場、ダンスホール、遊技場、公衆浴場、旅館、共同住宅、寄宿舎、下宿、工場、倉庫、自動車車庫、危険物の貯蔵場、と畜場、火葬場、汚物処理場その他これらに類する用途に供する建築物

内装制限とは、火災時に建物の中にいる人の安全と避難経路を確保する目的で、居室・通路(廊下や階段など)の天井と壁に防火材料※の使用を義務付ける決まりです。

※防火材料:火災時に一定時間「燃焼しない・防火上有害な損傷を生じない・避難上有害な煙やガスを発生しない」性能基準を満たす建築材料で、性能を維持できる時間に応じて、不燃材料・準不燃材料・難燃材料に分類される

内装制限の対象範囲には、防火材料として国土交通大臣より認定を受けている材料を選ぶ必要があります。

▶︎おすすめコラム:建築基準法で定められた“内装制限”とは? 概略や緩和から「木」を取り入れる方法まで詳しく解説

▶︎おすすめコラム:内装制限の範囲はどこまで?対象となる部分・ならない部分を徹底解説

ポイント
『恩加島木材』は、不燃材料・難燃材料として国土交通大臣認定を受けている突板化粧板を製造しております。

非不燃・不燃のそれぞれで表面の突板を揃えられますので、空間のトータルコーディネートが可能です。


内装を長持ちさせるためには耐摩耗性・メンテナンス性が必須

内装を長持ちさせたい場合は、仕上げ材に耐摩耗性やメンテナンス性が高い建材を選びましょう。

人の手が触れやすく物がぶつかる壁や内装ドア・造作収納の面材には、表面保護効果が高い「UV塗装」された化粧板がおすすめです。

UV塗装とは、紫外線で硬化する特殊塗料を用いることにより、短時間で分厚い塗膜を形成できるため、擦り傷に強く、水拭きしても変質・変色しにくい点がメリットです。

▶︎おすすめコラム:ウレタン塗装・UV塗装・ラッカー塗装・オイル塗装… 各種木材塗装の違いは?抗ウイルス塗装についても解説

ポイント
『恩加島木材』は、UV塗装を含む全ての塗装工程を自社工場・自社スタッフにて行なっているため、高品質な仕上がりで、特注色の調合も可能です。

さらに、最先端設備による正寸カットや木口貼り加工、うづくり加工、本実加工のオーダーも承っておりますので、「プランに合う既製品が見つからない」とお困りの方は、弊社にお任せください。


壁・天井・造作家具・ドアを統一したいなら「化粧板」

壁紙(クロス)は、原則として壁・天井の仕上げにしか採用できず、塗装も単色しか表現できません。

そこでおすすめするのが、天然木の木目を活かせる「突板化粧板」です。

突板化粧板とは、丸太を厚さ0.2〜0.3mm程に薄くスライスした素材と合板を貼り合わせたパネル材を指します。

厚さやサイズの種類が豊富なことから、壁・天井・造作建具・ドアなど様々な場所に採用されています。

表面材と基材

突板化粧板と同じ表面材で突板シート※のラインナップがあると、曲面・R面への採用も可能です。

※突板シート:突板を強化紙や和紙に貼り合わせたシート材

▶︎おすすめコラム:突板とは|用途とメリット・デメリット、挽板・無垢材との違いを徹底解説

▶︎おすすめコラム:突板の貼り方で印象が変わる|化粧板の種類とおすすめ商品

ポイント
『恩加島木材』の突板化粧板は、同じ表面材を使用した以下の製品とトータルコーディネートが可能です。

・突板シート
・フローリング
・パネリング
・有孔パネル
・リブパネル
・ルーバー

詳しくは、恩加島木材の製品案内ページをご覧ください。



ベージュインテリアに関する「よくあるQ&A」

ベージュインテリアに関する「よくあるQ&A」
施工事例:香取台小学校

ここでは、ベージュインテリアについて多くの方からいただく質問を紹介します。

Q.「ベージュインテリアはどんな部屋におすすめ?」

A.「ベージュインテリアは落ち着いた雰囲気が魅力なので、寝室・リビング・書斎との相性が良いとされています。」

住宅以外では、以下の空間にベージュインテリアが採用されています。

  • ホテル(ロビー・客室など)
  • オフィス(エントランス・打ち合わせ室など)
  • 病院(ロビー・病室・カウンセリングルームなど)
  • 学校・幼稚園・保育園(エントランス・教室など)
  • 図書館


Q.「ベージュインテリアと相性が良い床材は?」

A.「ベージュインテリアと相性が良い床材は、明るい木目のフローリングです。」

ダークブラウン・レッドブラウン系の木目だとベージュの印象が弱くなるため注意しましょう。

最近は、敢えて節を残したラスティックな木質フローリングも人気です。

▶︎おすすめコラム:トレンドの“ラスティック・インテリア” デザインのポイントからおすすめ商品まで徹底解説


Q.「ベージュインテリアに合う差し色は?合わない色はある?」

A.「ベージュは他の色との協調性が高いため、比較的どのような色でも合わせられますが、差し色によって特徴が異なります。」

アクセントカラー特徴
ブラックメリハリが強いながらも奇抜になりすぎない
グレー普遍的で万人受けしやすい
ブラウン上手くまとまる
ホワイト
アイボリー
ピュアホワイトなら洗練されたモダンに、アイボリーならナチュラルに
ピンク温かみが強調される
ライトブルー爽やかですっきり清潔感のある印象に
グリーンナチュラルさがありながらも、都会的でモダンな印象に
イエロー北欧(スカンジナビア)テイストのデザインにおすすめ
レッドコントラストが明確で赤がひきたつ

ちなみに、ベージュと合わないとされている色は、色の差が少ない「ライトブラウン」で、メリハリがなく単調な印象になりがちです。

カラーコーディネートは「コントラスト(対比)」が重要なので、ベージュとの色相が近い色の中から、明度・彩度※の差が大きいカラーを差し色に取り入れましょう。

※彩度(さいど):色の鮮やかさや純度を表す指標で、高いほどビビッドな色になり、低いほどくすんだ色になる(白・グレー・黒は無彩色で、その他の色は有彩色


グレーインテリアもトレンド

グレーインテリアの内装材選びポイント

ベージュインテリアに加えて、無彩色で全体をまとめるグレーインテリア・モノトーンインテリアも人気です。

そのシックでクールモダンな印象から、住宅だけではなく、ホテルや店舗、オフィスなど非住宅分野の空間にも数多くの事例に採用されています。

『恩加島木材』では、濃淡や木目の雰囲気が異なるグレー系の突板化粧板も取り揃えておりますので、床・壁・天井や造作家具、内装ドアに木目を取り入れたい方は、ぜひ弊社製品をご採用ください。

▶︎おすすめコラム:住宅・非住宅で人気の「グレーインテリア」メリット・デメリットとコーディネートポイント、事例

▶︎おすすめコラム:モノトーンインテリアはダサいのか?メリット・デメリットとコーディネート術を事例と併せて解説

多様な樹種・カラーを選べる「恩加島木材の突板化粧板シリーズ」

恩加島木材の“突板化粧板”

恩加島木材は、国内外から良質でレパートリー豊富な突板を仕入れ、高品質な突板化粧板(天然木練付化粧板)を製造する建材メーカーです。

突板化粧板の製造から着色塗装・特殊塗装まで全て自社工場で行うため、オリジナリティを表現できる木質建材をお探しの方は、ぜひ恩加島木材までご相談ください。

恩加島木材が自信を持って提供する「突板化粧板の強み」は以下の点です。

  • 無垢材と同様の「ナチュラルな見た目と質感」に仕上がる
  • 工業製品なので「品質安定性が高い」
  • 軽量化を実現でき、「施工効率性アップ」につながる
  • 無垢材よりも温度や湿度環境変化による「変形リスクが少ない」
  • 希少性があり高価な樹種でも、「無垢材より安価」で安定して材料を入手しやすい
  • 原木1本から取れる突板面積は無垢板材よりも広いため、「同じ風合いを大量入手しやすい」
  • 特殊塗装によって「表面の耐摩耗性・耐汚性」が高く、日焼けによる変色も抑えられる
  • 「不燃・難燃材料認定取得済み」製品もあり、内装制限のある建築物にも採用可能で、対象部分と対象外部分の仕上げを揃えられる

さらに弊社では、国産材や地域材、間伐材、成長の早い小径材を積極的に活用し、森林活性やカーボンニュートラル実現に向けた取り組みも行っています。

恩加島木材工業の突板化粧板シリーズ
● 0.5mm厚突板による立体感と特殊UV塗装で耐久性と抗菌性能を付与した日本初上陸のプロダクト「KDパネル:突板化粧合板
● 豊富な樹種・木目とUV塗装も選べる「PANESSE(パネッセ):非不燃・不燃天然木練付突板化粧板
● 重い・割れやすい・高コスト・ビスが効かないなどの懸念点を解消した「不燃突板複合板
● 国内初・組み立てた状態で準不燃認定を取得した「リブパネル
● 国内初・孔を開けた状態で不燃認定を取得した「有孔ボード


ベージュインテリアにおすすめの製品

上記の他にも、多数の樹種を取り揃えており、柾目・板目・杢目を選べるものもございますので、ぜひ「取扱樹種」をごらんください。


▶︎おすすめコラム:突板・挽板・無垢材それぞれの違いとは?どれがおすすめ?特性から選び方まで徹底解説

▶︎おすすめコラム:突板不燃化粧板|特徴やメラミン化粧板・化粧ケイカル板との違いを解説

▶︎おすすめコラム:突板製品はこうして生まれる。森から現場までのプロセスは?生産工程や恩加島木材の強みを紹介


まとめ

ベージュインテリアには「安心・安定・落ち着き」などの心理的効果があり、デザイン面でのメリットが豊富です。

ただし、設計プランに採用する際には、デメリットと注意点、コーディネート・内装材選びのポイントを押さえることが重要になります。

天井・壁・床と家具やドアをトータルコーディネートしたい方には、厚さやサイズを選べる突板化粧板がおすすめです。

恩加島木材は、無垢材よりも反りなどの変形を抑えた高品質&レパートリー豊富な「突板化粧板」を製造販売しております。

「思い通りのデザインを実現したい」「環境に配慮した建物にしたい」という方は、高品質でレパートリー豊富な恩加島木材の突板製品をご採用ください。